今年、お亡くなりなられた「市田ひろみ」さんを偲んで。
ご紹介 2022年11月25日
画像は、「美しいキモノ」冬号より
Vol.2110
本日は、「今年、お亡くなりなられた
「市田ひろみ」さんを偲んで。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
季刊「美しいキモノ」冬号には
今年8月に逝去された服飾評論家
「市田ひろみ」さんを偲んで、
と追悼記事を4ページに渡り
掲載されています。
市田んさんと言えば、多岐に
渡りご活躍されたいた印象で
秘書や俳優、美容師にエッセイストなどなど。
女優時代、撮影所で毎日きもの
を着るうちに、ひもの締め加減
や位置により着心地が変わる事を発見。
女優引退後、問屋さんに誘われ
きもの教室を始め、全国の百貨店
の売り場でで着付けを指導する事に。
画像は、「美しいキモノ」冬号より
その後、講演依頼が増え、本格的
に服飾史や文様、染織などを体系
づけて研究し学びます。
1967年、着付け技術の研鑽・指導
と和装文化振興を目的に「日本和装
師会」を立ち上げ以降、会長として
後進を多数指導。
「きもの文化検定」では、教本
監修委員として第1回より携わり
今年で17回目を迎えています。
また、日本文化を広める為に
海外でのきものショーを世界
106の都市で開かれ文化交流に貢献。
08年の北海道洞爺湖G8サミット
では、各国首脳夫人に自作の詩と
書のほか、十二単の着付けを披露。
そして、当店には2009年2月に
父の米寿祝にお越しいただき、
講演と先生監修の着物や帯を
多数ご披露いただきました。
その時も洞爺湖サミットの
エピソードなど、楽しく
ためになるお話を伺った記憶が
あります。
そして、お客様も多数、ご来場
いただき大盛況、皆様に大変、
喜んでいただきました。
きもの文化の普及に貢献され
和装界をリードしてきた市田さん。
大学講師はか民族藝術会会員、
京都観光協会副会長など各界
の要職を歴任、70年余にわたる
多彩な功績は類をみません。
そんな市田さん、心から安らかに
お眠りくださいと、願うばかりです。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
