雪輪文の付下げを紹介させて下さい。
ご紹介 2017年12月22日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て笑顔になる、人作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、雪輪文の付下げを紹介させて下さい。です。
雪輪文とは、雪華文と同じく雪の結晶の形から生まれた文様です。
不思議なことに顕微鏡のない時代から雪の結晶は「六花」と言われ認識されていた様です。
雪輪文の形は六角形の雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだもので、画像の付下げは輪郭は
手刺繍で、墨色ぼかしは友禅染になっています。
オレンジ気味のベージュの地色とモノトーンの柄付が上品でいてモダンな雰囲気を
醸し出していますので、お茶会などには勿論、帯を豪華にすれば結婚式やパーティにも
お召し頂けます。
雪輪文は、冬の柄と思われますが江戸時代の小袖には、麻の生地(夏物)に雪の柄付けを
して、暑い夏に見た目だけでも涼しくと雪の柄付がしてある物も多数ありました。
ですので、この着物は秋口より3月初旬頃までは、お召しいただけます。
ご興味のあるお方様は、お気軽にお問い合わせ下さいませ。