湿気は和服の天敵!の予防方法。その2。
ご紹介 2023年2月20日
画像は、お借りしました。
Vol.2201
本日は、「湿気は和服の天敵!の予防方法。その2。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日は、「湿気は和服の天敵!」
の予防方法で着物や帯を包む
たとう紙の記事を書きました。
基本的に紙は、湿気を呼ぶので
同じたとう紙を長年使うのは
良くありません。
ですので、定期的に確認して
取り換えるようにしましょう。
最適は、1~2年に一度取り換える
事をお勧めします。
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また、しょうのうよりも
乾燥剤を多く使う事が肝心です。
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除湿・脱臭・抗菌・防虫・防カビ
効果のある敷紙「漢方敷」を
使えばそれだけで安心です。
で、今日は、そのたとう紙を収納
する場所、何処が良いでしょうか?
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一般的には、和タンスですが、
その和タンスの中でも「桐タンス」
が最適です。
桐は、湿度があると膨張し
湿気をシャットアウト、乾燥
すると収縮し空気が、流通します。
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そして、木ですが火にも強く
火事にあった桐タンスの外側は
黒焦げになりますが、内側は
何ともならない場合が多いのです。
ですので、タンス屋さんで
焦げた部分を削ってもらえば
新品同様となります。
ただ、無垢の桐タンスは、
高額になるので、手が出し
にくいのが難点。
ま、普通の和タンスに「漢方敷」
を敷いて収納すれば、良いですし
乾燥した日に引き出しを開ける
だけでも和服に良い影響があります。
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プラスチックの収納ケースも
使い方次第で便利に保管できます。
こちらも「漢方敷」を敷くか
吸湿材を多く入れる事が肝心です。
タンスもそうですが、引き出し
やケースに目いっぱい和服を入れ
ないで、8割程度が良いでしょう。
また、着物と帯を同じ引き出し
やケースに入れると、段差が
出来て効率が悪くなります。
帯タンス
着物は着物、帯は帯と分けて
の収納が良く、出来れば帯専用
タンスか帯サイズの収納ケース
を使えば、より良いでしょう。
この様な事を気を付けて収納
されれば、いつまでも綺麗な
和服をお召いただけます。
皆様の参考になれば幸いです(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。