45年前に呉服の道に入ったのです。
ブログ 2023年3月7日
Vol.2216
本日は、「45年前に呉服の道に入ったのです。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
45年前の3月朝、身の回り品を
カバンに詰めて、母が涙ぐむ
自宅を出発し目的地は、神戸三ノ宮。
三ノ宮の駅に降り立ち、向かった
のは、さんプラザ3階一番、奥の
お店、丸三イトカワさん。
これから5年間、呉服の勉強
(いわゆる、丁稚です)に
武者震いと初めての土地と
初めて自宅を離れた不安を
感じていました。
お店に入り、専務さんや従業員
の藤原さん、田中さん、日高さん
安良さん、河野さんとご挨拶。
住まいは当時、神戸店を切り
盛りしていた(有)丸三の専務
で社長のご長男・糸川禎彦さん
のご自宅に住み込みです。
その後、住み込み先での寝具
の用意が出来ていないので
購入する様に、との事。
藤原さんに同行していただき
寝具を購入、住み込み先の
西宮宅に届けてもらいました。
イトカワさんも初めて受け
入れる、呉服勉強生で勝手
が分からなかったかも?
そして同年4月、さんプラザの隣に
センタープラザ西館がオープンし
そこにイトカワさんが出店準備中。
新店出店の準備など一生に一度
あるかないかののチャンス、なので
大学卒業前の3月に入社したのです。
丸三呉服店H.P.より
住み込み初日、(有)丸三の
本店がある、和歌山県田辺市
より社長の奥様が専務宅に逗留。
「ご両親が期待されている
ので、頑張るように!」と
励まされました。
その後、夕食をとり入浴し2階
のひと部屋をいただいて就寝、
長い長い、一日が終わりました。
翌日からは、出勤前に西宮宅の
トイレ、廊下、玄関などを掃除し
朝食をいただいて、専務の車を
運転して出勤。
車を駐車場に止め、さんプラザ店
のシャッターを明け、お店の掃除
に取り掛かります。
その後は、荷造りの仕方や
仕立屋さん周りなどなど
はじめてで覚える事ばかり。
こうして、45年前私の呉服の道
が始まったのです。この続きは
明日の当ブログで記事といたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。