昨日より24節季では「立夏」「さわやか縮緬」の着物ならお単衣から夏まで着用可能?
ご紹介 2023年5月7日
Vol.2277
本日は、「昨日より24節季では「立夏」
「さわやか縮緬」の着物なら
お単衣から夏まで着用可能?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日から24節季は、「立夏」と
なり72候では、「蛙始鳴」
(かわずはじめてなく)、
田んぼの蛙が鳴き始める時季、と。
で、「立夏」とは、字のごとく
夏が立つことで、夏の兆しが見え
始める頃のこと。
夏の始まりである「立夏」は
いわゆる初夏で、梅雨を経て
盛夏となります。
暦の上でも「夏」になるので
和装でもそろそろ、夏の装い
を用意する時季となります。
夏と言っても、今頃は、生地の
透ける夏物ではなく、透けない
生地に裏地を付けないお単衣物。
ですが、数年前より織られている
お単衣から夏までお召いただける
「さわやか縮緬」生地があります。
お単衣から夏もお召いただける
と言うことは、5月初旬より10月
初旬まで、着用可能なのです。
八丁撚糸(はっちょうねんし)と
呼ばれる 「水」をかけながら糸を
撚った 強撚糸(きょうねんし)を
経糸(たていと)緯糸(よこいと)
に使用しています。
これによってシャリっとした風合い
で 盛夏でも、とても涼しく、軽く
また絽や紗の様に透け過ぎないので
お単衣にもお召いただけるのです。
約5か月の間「さわやか縮緬」の
着物を1枚、手持ちに加えるだけ
で夏の間は、心配無用。
画像は、お借りしました。
さわやか縮緬生地の江戸小紋なら
帯を替えることでフォーマルから
カジュアルまで幅広くお召しいただけます。
また、帯は袷用でも重苦しく感じ
ない物か、お単衣用をお持ちなら
それを締めましょう。
カジュアルな装いなら塩瀬の
染名古屋帯ならお単衣時期に
ぴったりです。
夏なら、透ける「絽」や「紗」
の帯を締めます。
季節の変わり目では、何を装えば
良いか?分からない時は、当店が
ご相談、承ります。
まずは、電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
までご連絡、お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。