貝桶柄の染帯を紹介させて下さい。
ご紹介 2018年2月14日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、貝桶柄の染帯を紹介させて下さい。です。
貝桶とは、貝合わせの貝殻を入れるふた付きの桶で八角・六角・四角・丸形などがあります。
地貝(じがい)用と出し貝用と2個で一組となります。
蒔絵(まきえ)を施し、江戸時代には嫁入り道具の一つとされ、現在でも雛道具の一つとなっています。
画像の帯は、塩瀬生地に貝桶の柄を友禅で染めてからピンクで地染しています。
染帯ですので紬などでも締めて頂けますが、
貝桶の柄ゆきから小紋などの染めもの柔らか物に締めて頂きたいと思います。
貝桶の柄自体は、余り季節感はありませんがお雛祭りまでの今の時期に締めて頂くとより一層
おしゃれに装って頂けると思います。