仲間内で和服の色が被ってしまう事を避けるには?
ご紹介 2023年8月3日
Vol.2364
本日は、『仲間内で和服の色が被ってしまう
事を避けるには?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日8月3日は、「ハモの日」
大辰水産が制定。八(は)三(み)で
鱧の関西での呼び方「はみ」の
語呂合せ。だそうです。
関西、特に京都では「ハモ」は
「鮎」と共に夏の風物詩で回転すし
屋さんでもネタで回っています。
日本料理屋さんや京料理屋さんの
夏のコース料理には、欠かせない
食材で、ザクザクと骨切りする
音を聞くと夏が来た、と!
で、欠かせない食材故に失敗
を犯す事もあるのです。
と言うのも、ある夏お客様と
京都の問屋さん主催で消費者
向けの展示会に伺った時。
昼食に一流料亭の出張店で
日本料理の軽いコース料理
をご一緒させていただきました。
勿論、軽いコースでも「ハモ」や
「鮎」は、欠かすことなく登場し
舌鼓を打ちました。
で、展示会でお買い物をされた
後に京都名物、鴨川の納涼床で
夕食となったのが、午後6時。
段々と日が暮れて、綺麗な夕日
を見ながら、鴨川のそよ風が肌
に気持ち良く食事が始まりました。
前菜から始まる本格的な京料理
コースで、お造りなどと共にまた
もや「ハモ」と「鮎」です。
「ハモ」は湯引きに梅肉で「鮎」
は、塩焼きとお昼と夜の食材と
調理法が被ってしまったのです。
いくら、夏の京都の風物詩と
言ってもお昼もいただいたし
夜もとなるとあまりに芸が
なさ過ぎます。
お客様は、「美味し」と言って
完食されましたが、こちらは
気まずい思いをしました。
和服でも皆さんで食事などに
行かれる時に色などが被ると
「なんかなー」、と思いますよね。
そんな時は、事前にどんな色の
着物や帯を装うか?をお聞きして
おけば、この様なことにはなりません。
画像は、お借りしました。
気持ち良くお召しになられて
楽しい着物ライフをお送り
くださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。