アメリカから帰国してママ振りをお召しになるお手伝いをしました。
ご紹介 2023年10月28日
Vol.2450
本日は、『アメリカから帰国してママ振りを
お召しになるお手伝いをしました。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日ご来店のお客様は、私が
呉服の勉強で神戸のお店より
戻って来てからのお付き合い。
当時、当然ながら私には自分の
お客様が一人もいませんでした。
そこで、岡崎市にある某有名
私立女子高校の卒業名簿を入手
し、片っ端から軒並み訪問。
今では、考えられない事です
が、40年前はそれでお客様を
獲得していました。
そして、その頃のお客様もお亡く
なりになり、今ではその娘さんが
ご来店されます。
その娘さんもアメリカにお住まい
で久々に帰国され、ご来店いただき
ました。
ご用は、その娘さんの次女さん
が20歳になるので年末に帰国し
振袖をお召しになりたい、と。
そして、その振袖は、娘さんが
お召しになられたものを着用
されるのです。
その頃は、当店とのお取り引き
はありませんでしたので、当店
としては、初めて拝見する振袖。
当時、流行っていた「紅型」
の振袖にこれも定番の朱色地
の袋帯が合わせてあります。
長襦袢は、袖口や裾、半衿が
汚れていいたので、お手入れ
と交換をご提案。
それにしては、振袖はそんなに
汚れていなかったので、ちょっと
不思議な感じ。
画像は、お借りしました。
それに帯揚や帯〆、重ね衿など
の小物、草履バッグを合わせて
みました。
そして、長めの前板や振袖用
帯枕にコーリンベルトとコーリン
和装締め、伊達締めに腰紐、着物
ブラジャー、トイレでパパッと
肌襦袢などなど。
お召しになる12月25日までに
お手入れと揃えるものを準備
させていただきます。
こんな風にママ振りをお召しに
なる事が出来る和服とは、次の
世代に繋いでいく事が出来る
素晴らしい、日本の民族衣装なのです。
それにしても15年振り位に
お会いするお客様ですが
当時のことを懐かしく
お話も出来ました。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
追伸・和服で、お困りのこと
なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。
