ランチ会での奥のコーディネートです。
ブログ 2018年3月7日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、ランチ会での奥のコーディネートです。です。
シェ・トモで着付け教室のランチ会に奥も参加させていただきました。
きものは、画像では分かりにくいですが黄緑地に黄色と桃色の格子を折り込んだ
お召しです。
お召しとは、先染めの糸を用いた平織りの織物で縮緬の一種で、徳川家斉が好んだところから
「御召」の名があります。 通常縮緬は縦糸に撚りをかけず、横糸に右撚りと左撚りを交互に用いることで
独特のしぼを出すしまが、御召は縦糸につよい撚りをかけた八丁撚りという糸を用い、横糸にも一般の縮緬よりも
撚りのつよい御召緯という糸を使うことによって、縮緬独自のしぼがより大きく、はっきりとあらわれるところに特色があります。
また一般の縮緬のように織りあげ後ではなく、糸の状態で精練するために絹のセリシンが除かれ、
織りあがりが硬く、コシのある地風となります。
帯は、グリン掛った黒地に多色の橫段の裂き織の袋名古屋帯でとてもしなやかで締めやすい様です。
絞りの帯あげと白地に少し色が入った帯〆で春らしいコーディネートになりました。