和装の上級者や「粋」を好む方などに喜ばれる取り合わせとは?
ブログ 2024年1月22日
画像は、お借りしました。
Vol.2534
本日は、『和装の上級者や「粋」を
好む方などに喜ばれる取り合わせとは?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
SNS投稿が、一般的になった昨今
今時分になると、芸能人の方々の
着物姿の投稿が増えます。
そのお一人、何かとお騒がせな
「神田うの」さんは、初釜での
様子を投稿されています。
同席されているのは、女優の
萬田久子さんと気の合った
お仲間さんなのでしょう。
毎年恒例のお初釜に参加、こちら
に行かないと1年が始まった気持ち
にならないくらい私(私達)に
とって大切な行事です。とのこと。
そして、神田さんは、過去に
ご自分でデザインされた着物
をお召しになられた様です。
黄緑の地色に大胆な構図で白色
と金色を配し、えんじ色一色の
梅が染められた訪問着。
帯は、プラチナ箔でしょうか?
箔一丁に空色の帯〆が初春を
思わせます。
画像は、お借りしました。
そして、私の目を引いたのは
萬田久子さんの和服、グレーの
色無地と思われる着物にこちら
も箔一丁の帯。
帯〆は、お抹茶色の平組で帯揚
もグレーと渋い取り合わせ、袖丈
が若干長いのが気になります。
そして、何んと言っても袖口
からちらりと見える長襦袢の
地色が「緋」(ひ)。
実は長襦袢とは、もともと遊女
が考案した部屋着のようなもの
今では、白や薄いピンク、ぼかし、
小紋柄が多く見られます。
遊女たちが着ていた長襦袢は
緋色や豪華で贅沢なものだった
そうです。
ピンクの長襦袢より緋色の長襦袢
の方が、男性の心を掴むのでしょうね
さすが、遊女はよく分かっています。
萬田さんは、男心を掴むのでは
なく、袖口からちらりと見える
「緋」色を際立たせるために、
わざとシックな装いにしたのでは?
と思うのです。
そう、和装の上級者や「粋」を
好む方などに喜ばれる取り合わせ
では、ないでしょうか?
そんなお手伝い当店でも承る
事が出来るな、と画像を見て
思いを馳せる定休日の午前中。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。