5月11日、名古屋のお茶会のご亭主の和装は、「袷」か「お単衣」か?
ブログ 2024年3月13日
Vol.2585
本日は、『5月11日、名古屋のお茶会の
ご亭主の和装は、「袷」か「お単衣」か?』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日まで当店で催した、新店舗移転
20周年記念の「伊勢型小紋・人間国宝
三人展」が無事終了しました。
そして、今日は店内を陳列会場に
していたものを元の店舗状態に
戻します。
これが中々、面倒で体力を使い
ますが、何んとか夫婦二人で
ゆっくりにですが、午前中には
終わります。
そして、また明日から通常営業
に戻り、皆様のお役に立てる様
精進してゆきます。
で、昨日ご来店の父の代から
のお得意様のお嬢さん、と言って
も70歳代のお客様。
5月11日に名古屋で茶道のお釜を
掛けられる事が、決まっていて
何を装えば良いかとご相談。
お客様は、数年前に当店で誂えて
いただいた「アザミ」柄のお単衣
訪問着と龍村の絽袋帯をお考えでした。
が、名古屋の茶道界は、当地と
違いお道具など数段、上等な
お品がご披露されるそうです。
また、そのお客様も良いお道具を
お持ちなので、お釜を掛けられる
事を勧められたのです。
一時期より茶道界での和装の
季節の決め事は、ゆるくなりました。
それまでは、どんなに暑い5月31日
でも、「袷」をお召しになり6月一ケ月
が「お単衣」7月、8月は「夏物」9月
もひと月「お単衣」と厳格でした。
それも、温暖化の影響を受けて
5月の初旬から「お単衣」を
お召しになられる先生もおられます。
ですが、当地なら良いかもしれ
ませんが、名古屋でお釜を掛けら
れるとなると話が違ってきます。
これが、5月20日過ぎなら「お単衣」
で大丈夫でしょうが、11日と言う
日にちが、非常に微妙なのです。
そんなアドバイスをすると
それでは、何を装うか?悩んで
おられました。
が、当日「お単衣」をお召しになり
気が引けるよりも事前に考えて
決断される事が、大事ではないでしょうか?
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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