胴抜きお仕立てでお客様のご要望にアドバイスして最善の対応を心掛けています。
ご紹介 2024年6月28日
Vol.2690
本日は、『胴抜きお仕立てでお客様のご要望にアドバイス
して最善の対応を心掛けています。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
近年は、年間を通して暑い日
が多くなって来ていて、気候
の良い春や秋が短くなっています。
なので、お単衣や夏物をお召しに
なる時期が、一時と比べると極端
に長くなっています。
また、更年期を過ぎた年齢の
ご婦人方は、全体的に暑がりな
傾向にあります。
この様な現状から袷の着物を
「胴抜き仕立て」をご希望される
お客様が増えています。
ただ、一概に「胴抜き仕立て」と
言っても色々な仕立て方があるので
ご紹介いたします。
まずは、お袖に裏地を付けるか?
付けなければ、振りはお単衣と
なります。
表地にもよりますが、裏地を
付ければお召しになる時も所作
もスムーズです。
また、袖口と振りに裏地を付ける
と見た目は。「袷」ですがお袖が、
軽くなります。
また、胴は、揚げの下より胴裏を
付ける場合は、上半身のみお単衣
となります。
後ろ身頃だけに胴裏を付ける
場合は、前身の上半身のみ
がお単衣となります。
そして、純粋に八掛のみを付けて
お仕立てする事も出来ます。
この場合、表生地にもよります
が、背縫いが、はじける可能性
を含んでいますので要注意です。
この様にお客様のご要望を
お聞きして、アドバイスを
させていただきます。
また、最善の対応を心掛けて
いますので、何なりとお申し
付けくださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
追伸・和服で、お困りのこと
なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。