工芸会・正会員となられた大村幸太郎先生の工房にお邪魔しました。
ブログ 2024年9月5日
Vol.2759
本日は、『工芸会・正会員となられた
大村幸太郎先生の工房にお邪魔しました。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
当店は、基本的に10月と3月に
逸品会を行い、お客様に新作を
ご覧いただくようにしています。
その内容は、一つのアイテムに
絞ったり、ひとつの工房でする
仕事をご紹介しています。
で、来月行う陳列会は、昨年晴れて
念願だった工芸会の正会員になられた
大村幸太郎先生にスポットを当てます。
そして、必ず事前に工房などに
伺い仕事を見学したり、作品を
吟味したりしています。
で、今回は、一昨日大村先生の
工房にお邪魔して、作品創りの
現場や作品への思いを伺ってきました。
亡くなられたお父様との約束
だった工芸会の正会員には、
入選・入賞が、4回で達成します
先生は、4回目が中々入選せず
悩まれながら、試行錯誤を繰り
返されたそうです。
今までは、「取材」や「写生」を
基本としての創作活動でしたが、
今回は、全く違った手法です。
「線と線の交わりで何かできないか」
という構想から出発、着物になる約13
メートルの絹に、世界を作り上げました。
完成までおよそ半年、タイトルの
「波に魚」は、古典的な言葉だが
制作中、先人たちの技法を継承して
いることを実感されたそうです。
画像は、お借りしました。
その作品が、こちらで今までに
ない「大村幸太郎」先生の個性
が、遺憾なく発揮されています。
先生は、独自の作品が生まれた
事と同時に工芸会の正会員に
なれたことが「非常に嬉しい」と。
また、独自の作品が、出来た事は
入選前に苦しい時期を過ごすか?
入選後になるかの差。
これで「大村幸太郎ワールド」が
一気に花開く事でしょう。
そんな、脂の乗った時期に
当店で先生の作品をご紹介
出来る事を嬉しく思います。
そんな陳列会は、10月に行う
予定をしていますので、また
当ブログでご紹介いたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。