「染色作家・大村幸太郎展」での奥のコーディネート、ご紹介です。
ご紹介 2024年10月21日
Vol.2805
本日は、『「染色作家・大村幸太郎展」での
奥のコーディネート、ご紹介です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
10月も下旬に入りましたが、
まだまだ最高気温は、高めの
予報が出ていますね😢
そして、昨日まで当店で催した
「染色作家・大村幸太郎展」で
奥のコーディネートをご紹介いたします。
着物は、勿論幸太郎先生の最新作
「焼き締め」と名付けられた、ロウ
吹雪染めのみの着尺です。
「焼き締め」は、陶器の肌から
発想されたもので、地色染めを
4回、その間にロウ吹雪を施すもの。
なので、実際には4色染め重なる
所と3色、2色、1色の所が、あり
色に深みが出てきます。
そして、白地の織名古屋帯を合わせた
コーディネートが、こちら。
お仕立ても上前にロウ吹雪をよく
重ねた所を出して、絵羽風に
仕上げてあります。
帯揚は、同色系で合わせ帯〆は
締まる墨色を持ってきました。
で、この「焼き締め」着尺は、
4色を重ねて染められているので
色の奥行きが、非常にあります。
が、この奥行きが、八掛を合わせる
時に難儀をしました。
と言うのも、八掛は、単色で染め
られているので、4色重ね染めの
様な奥行きが、ありません。
同系色を合わせても、色の
軽さが、出てしまい3度も
八掛を取り寄せました。
そして、やっと合わせた八掛が、
こちらで表生地と良く合っています。
最後に陳列会初日と二日目は
こちらの黒地の染名古屋帯を
コーディネートしていました。
写真撮り忘れ<m(__)m>
ですので、織りや染めの名古屋帯
なら準フォーマルからカジュアルに
お召いただけます。
また、唐織の袋帯などを締めれば
フォーマルなお場所にもお召し
いただけます。
帯を替えるだけで、フォーマル
からカジュアルまで守備範囲の
広い、重宝する着物となります。
ご興味あるお方様は、ご連絡
お待ちしています<m(__)m>
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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なら何でもご相談、承り必ず
最善のお応えをいたします。