「間違いだらけの きもの選び」知っていますか?6つのポイントその3。
ご紹介 2018年5月12日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、「間違いだらけの きもの選び」知っていますか?6つのポイントその3。です。
その3、似合う着物の選び方
似合う着物とはどんな着物でしょうか。
着物の格や季節感が合っていることと同じくらい、似合うということも大切です。
++似合う色は肌と目と髪の色によって違う++
着物は体を覆う面積が広いですから、似合う色であることはとても重要な問題です。
似合う色の着物を当てると、顔の輪郭がはっきりして、顔色が明るく見えます。
肌の色、目や髪の色が影響します。
肌の色がピンク系の方は、青や紫、ピンク、銀が似合います。
イエロー系の方は、緑、オレンジ、ベージュや茶色が合いますね。
また、色の白い方は透明感の高い色が引き立ちます。
また、髪や目の色が黒いと、強い色がどこかにあった方が、顔立ちをはっきりさせます。
髪の色が薄くなり、茶色→薄い茶色と茶色の色が薄いほど、薄い色が合うようになります。
好きな着物なのに、何かぴったりこない。顔映りがいま一つ、ということもありますね。
そうしたときは、半衿や伊達衿(重ね衿)に似合う色を入れることで、肌の色と馴染ませることができます。
口紅やチークの色でも多少の調整が可能です。
けれど、最初から顔映りの良い着物を選んだ方が、帯や小物の幅が広がります。
つまり、帯を足し、小物を足すことでさらに素敵になるコーディネートがしやすいのです。
最初に作る一枚は、せっかくですから、他者からの称賛度の高い、
似合う色合いのものを選ばれた方がよいでしょう。
着物を畳に広げて見ているだけではわかりませんので、違う色合いのものを、
いくつか当ててみることをお勧めします。