中国製・麻の夏袋名古屋帯のご紹介。
ご紹介 2018年7月13日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとございます。
本日は、中国製・麻の夏袋名古屋帯のご紹介。です。
今回ご紹介の夏帯は、西陣織ではなく中国製です。
西陣の機屋さんが、現地のかたに機織りの技術を
教育して織らせた帯です。
当初は、柄付が間違っていて締めてみたら
柄が出ないとか、品質その物が良くないなど
色々ご苦労があった様です。
今では、日本と同等の織物が出来る様になり
西陣製か中国製かをお品物を見ただけでは
判断しかねます。
それほど、中国製も良いものが出来る様に
なりました。
ただ、一点だけ西陣織の証明である
メガネ型証紙(画像参照)が貼られない事です。
今回ご紹介の麻の夏袋名古屋帯も中国製ですが
お仕立て上って締めてしまえばそれは分かりません。
白黒2色ですっきりと大きな十字絣を織り出しただけの
シンプルでいて少しモダン身も持ち合わせていますので
色々なきものに合わせて頂けます。