今秋の新入荷、帯屋捨松謹製、袋名古屋帯のご紹介です。
ご紹介 2018年9月7日
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、今秋の新入荷、帯屋捨松謹製、袋名古屋帯のご紹介です。
昨日に続いて新入荷の袋名古屋帯のご紹介です。
帯屋捨松と言えば、独特の柄ゆきで知られる機屋さん。
それは現社長の父、木村弥次郎(昭和6年生まれ)が、
図案家であり、織匠、染色家の 徳田義三氏に弟子入りの後、
独立したからです。
ご覧の袋名古屋帯は、メルヘンと名付けられた、
いかにも捨松らしい大胆な構図と色使いに
目を奪われます。
モダンな柄ゆきですが、合わす着物は大島紬なら
モダンでなく古典の柄ゆきでも合わす事が出来ます。
ただ、井桁かすりやツバメ絣などの民芸調の着物には
合わせづらいと思います。
いづれにしても、個性的な色柄ですので、ピシィっと
合わせる事が出来れば、人目を引くいでたちになりますし
合っていなければ、台無しになってしまいます。
私なら、格子や5マルキ位の蚊絣の大島紬に
締めたいと思います。
その方のセンスが如実に出る帯ですね。