絹は身体にやさしい事を、ご存知ですよね?
ブログ 2018年10月12日
vol.608
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、絹は身体にやさしい、事をご存知ですよね?です。
当店で取り扱いのお品物は、ほとんどが絹で製品です。
一部、長襦袢には化繊やモス、夏物には麻や綿を
使用していますが、90%以上絹製品です。
絹糸は、タンパク質から出来ております。
18種類のアミノ酸が含まれ、人間の肌に最も類似した繊維と言われ、
その成分は、フィブロインとセリシンと言う2種類のタンパク質から構成されたものです。
そんな絹は、身体にやさしい特徴があります。
絹は、木綿の平均1.4倍の吸湿性があり、
繊維の構造上体内の毒素を吸湿する力が強く、
絹を着用することで余分な湿気(汗、毒素)が、
いち早く放湿され湿気が残らない為、
着心地が非常にさわやかです。
絹糸には、小穴があり、この構造が汗、毒素、
を容易に絹から排出する役目をしてくれます。
放湿性も絹は木綿に比べ1.5倍の速さで放湿し
この為、肌を常にさらさらにしてくれます。
絹は紫外線(UV)を吸収し肌を守ってくれます。
絹を日向干しすると黄色に変色するのは紫外線の影響です。
抗菌性が高く、皮膚あれ、傷口、アトピー予防に良い様です。
擦り傷などの部分に絹布を巻くと効果あり、肌荒れにも効果があります。
体臭のあったワキガに悩まされていた人もシルク肌着を着用することで
改善された例もあります。
絹には、 排毒、放湿、保温、血行促進、抗菌作用など、
天然素材ならではの諸々の効果があり、肌を保護、肌に潤いを与え、
又、健康維持の為にも多くの効果が期待できます。
そんな絹を100%使用している着物を毎日、お召しになれば
健康促進につながる事、間違いありません。
ぜひ、日常にお召しくださいませ。