高価なお洋服よりも着物をきた方が良い３つの理由
ブログ 2018年10月20日
vol.616
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、高価なお洋服よりも着物をきた方が良い３つの理由。です。
着物を着ると待遇が良くなる？
20年くらい前に着物作家の先生にお聞きしたお話ですが、
海外のレストランなどで洋装と和装では 対応が変わる事は ありませんが、
テーブル位置の配慮が明らかに違うそうです。
その先生が洋装の時は、入口近くのいかにも末席を
どうぞと いう感じだ足そうです。
和装で訪れた時は奥の特別席に通されたそうです。
着物はおもてなしの装い
また、お茶会でおもてなしする側は、
お客様の為に きちんとした装いをされますし
お客様は、亭主やお手前をされる方に敬意を思って
それなりの装いをされます。
以前お聞きした事ですが、格式のあるお茶会に
小紋でお出掛けになられた方が お茶席に入ってビックリ、
他のお客様は付下げか訪問着をお召しになっていたそうです。
その方は、恥ずかしさから一刻も早くその場から離れたく
お茶を楽しむどころでは無かったそうです。
ですので、少人数でも何かの集まりの時は他の方の お召し物を
事前にお聞きして 皆さんに合わせたきものを お召しになると
その会を充分お楽しみ頂けると思います。
歌舞伎を観るときには着物を着ていった方がいいのか？
又、お母様の時からお付き合いさせて頂いている お得意様から 観劇、
特に歌舞伎など古典芸術を観劇する時に なぜ着物を着て 行くかを問われた時に
私は、それはお客様が着物が好きだからだと 思い込んでいました。
勿論、着物が好きでお召し頂いている事は間違いありません。
でも、それだけではなくある程度の着物を着て行くと、
接してくれる方の 対応が違うそうです。
それが劇場の方だったり、喫茶で同席になった方だったりで
勿論あからさまではなく、微妙な所が違う様です。
いくら高価なお洋服より、ある程度の着物の方が良いみたいです。
好きな着物を着て皆さんの対応が良ければ、
気持ち良く好きな観劇を より楽しめますよね。
高価なお洋服より着物が良い時もあります
きものを着ているだけで、褒められたり 新しい着方に感心されたり
街中でも声を掛けられたり (勿論、ナンパでは無く感嘆の声です) 。
この様に着物を着ると恩恵があったり、 相手の方に失礼にならなかったり
ご自身が安心したり 皆さんの対応が良くなったり 色々メリットがあります。
その様な事を体験されますと自然と笑顔になります。
きものをお召しになる機会がありましたら
いえ、普段着ならばご自身がお召しになりたければ
いつでもお召しいただけます。
ぜひ、お召し下さいませ。
