別誂え「のれん」のご紹介です。
ブログ 2018年11月2日
vol.629
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、別誂え「のれん」のご紹介です。です。
10年程前、当店の主要お取引先の係の方が
持ってこられた別誂え「のれん」。
部屋の四方の出入口に春夏秋冬のそれぞれの柄で
丈の長い別誂え「のれん」を引き受けたのですが
秋に柄「もみじ」だけ染が泣いた(染が滲む事)ので納められず
もう1枚同柄で別誂えして納めたそうです。
それはそれで良かったのですが、この泣いた「のれん」
丈が長いので普通の玄関には、不向きで納める所が
見当たらず、当店に持ってこられました。
一見したところでは、泣いた場所が分かりませんし
たとえ泣いていても、それは手染めの本物と言う
証ですので即決でいただく事にしました。
勿論、当店でも玄関には飾らず店と事務室も間に
11月限定で飾っています。
この「のれん」を飾ると、年末まで2カ月を切って
今年も終盤に差し掛かっていると実感します。
この様に染の誂え事なら何でもご相談くださいませ。