裄丈伸ばしの時の注意点。
寸法直し 2019年1月20日
vol.709
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、裄丈伸ばしの時の注意点。です。
お孫さんが日本舞踊を始められた
お茶の先生が来店されご自分の着物を
お孫さんが着られるように寸法直しの
ご依頼を受けました。
身丈は、そのままで大丈夫でしたが
裄丈は、大分出さないといけません。
まず、袖付けの筋消しをする為に
悉皆屋さんにお願いしました。
2~3日後悉皆屋さんより袖付けを解いたら
袖付けに沿って傷が付いていると電話がありました。
縫い合わせた所には、汚れが付いている事が多く
その時は、汚れを落としてしまえば綺麗になります。
今回は、汚れでは無く生地が傷んでいますので
お直しのしようが無くお客様にお見せして
判断をいただくこととしました。
本日、ご来店いただき傷のご説明をした所
着物を譲るお孫さんは、他にもいらっしゃるとの
事で傷が隠れる寸法で仕立て欲しいとの事でした。
この様に寸法を伸ばす時は、汚れであったり
傷であったり、生地が足りなかったりいろんな事があります。
が、解いてみるまでは分かりません。
その時々で最善を尽くしますので
お気軽にご用命くださいませ。
また、ご相談だけでも無料で承ります。
ご連絡お待ちしております。
☎0564-22-3259です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。