大村禎一先生作の染帯「雨」のご紹介です。
ご紹介 2019年1月23日
vol.712
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
本日は、大村禎一先生作の染帯「雨」のご紹介です。です。
学生時代に学んだ日本画の知識を活かし写生を基とした
臨場感のあふれる作品を創りだす大村禎一先生。
モチーフは光・風・水や野に咲く草花など自然からの作品が主です。
そんな作風の大村先生が今回の染帯「雨」は、
幾何学的に「雨」を表現されている大変珍しい作品です。
エンジと黒の蝋たたき染めを地色にして
太い「雨」は白抜きを、細い「雨」は描いてあります。
大胆で「雨」の強さが伝ってきます。
それにしても、帯の引き返しの部分や
締めてしまうと隠れてしまう部分まで
律儀に蝋たたき染をされています。
先生の生真面目さ、作品に対する
真摯さが伺えます。
真綿系の結城紬などよりも絹糸系の白大島や
お召しの古典柄でもモダン系、どちらに
合わせていただいてもおしゃれな着姿になります。
この染め帯にお興味のあるお方様は、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
☎0564-22-3259までお待ちしております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。