伊勢型小紋専門工房「古今」さん製作の「風紋」のご紹介です。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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伊勢型小紋専門工房「古今」さん製作の「風紋」のご紹介です。

ご紹介 2019年5月15日

vol.824

 

本日は、伊勢型小紋専門工房

「古今」さん製作の「風紋」のご紹介です。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

昨日記事にした、

伊勢型小紋専門工房

染処「古今」(ここん)さんの

品物のご紹介です。

 

 

ちなみに伊勢型紙は、

国の重要無形文化財に

指定されています。

 

 

その重要無形文化財の保持者として

各個認定された人物を通称

「人間国宝」と呼んでいて

六谷梅軒(ろくたにばいけん)先生は

錐彫(きりぼり)で「人間国宝」に

指定されていました。

 

 

錐彫(きりぼり)とは、

半円形の錐状の刃物を型紙に

立ててまわしながら錐の先で

丸い穴をあけて、こまかい柄を

ほる事を言います。

 

極鮫の型紙

 

 上の画像は、極鮫(ごくさめ)の型紙で

3cm四方に約900個の穴を

鮫の肌の様に一定の法則を守り

彫っていきます。

その技術の高さと精神力には、

驚かされるばかりです。

 

 

そんな、「人間国宝」六谷梅軒先生の

「風紋」と名付けられた型紙を使った、

伊勢型小紋です。

 

 

「風紋」とは、砂丘の表面などに風に

よってできる模様の事で、一つ一つの

粒の間隔を調整する事で柄を表わしています。

 

 

また、この生地は「古今」独自の

生地で「透かしちりめん」と

名付けられた、お単衣から夏まで

お召しいただけるシャリ感のある

生地となります。

 

 

ちりめん生地は、縮みやすいので

あらかじめ防縮加工済となっています。

 

この生地に色柄が非常にマッチして

素晴らしい着物地になりました。

 

 

こんな素晴らしい品物を製作する

染処「古今」で伊勢型小紋の

語り部をしている田中誠さんが今月、

5月26日日曜日より28日火曜日まで

当店にお越しになります。

 

 

伊勢型小紋の歴史や魅力を

お聞きになりたいお方様は、

各日、10時30分、13時30分

15時30分よりお話が始まります。

 

 

また、日時を調整させていただきますので

当店まで一度ご連絡くださいませ。

電話0564-22-3259

 

 

なお、28日火曜日10時30分は

満席となりました。

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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