伊勢型染め小紋と夏帯で今日の奥のコーディネート。
ご紹介 2019年5月26日
vol.835
本日は、伊勢型染め小紋と夏帯で
今日の奥のコーディネート。です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、染処『古今』(ここん)さんの
伊勢型染め小紋を装っています。
人間国宝の
六谷梅軒(ろくたにばいけん)先生が
彫った『風紋』と名付けられた型紙を
使っています。
六谷先生は、昭和48年に66歳で
お亡くなりになっていますが
型紙が残っていますので
その型紙で染めた品物が現在でも
流通しています。
その型紙を、『古今』さんが特別に
使用する『透かしちりめん』と言う
生地を使っています。
この『透かしちりめん』は、
春お単衣から夏、秋お単衣まで
お召しいただけます。
現在では、気温によってお召し物を
変える方が多く、また温暖化の為
お単衣物や夏物をお召しになる
期間が長くなり、約6ヶ月間
お召しいただけます。
その着物に腹の柄は波で
お太鼓はうさぎの柄の夏帯を
合わせてみました。
波とうさぎは、縁起の良い柄で
古来より親しまれています。
それに夏用の帯〆と帯揚を選びました。
非常に涼やかなコーディネートと
なりました。
本日も、お読みいただきありがとうございます。