龍安寺の蹲踞を柄にした伊勢型染め小紋と袋名古屋帯のご紹介です。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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龍安寺の蹲踞を柄にした伊勢型染め小紋と袋名古屋帯のご紹介です。

ご紹介 2019年5月27日

vol.836

 

本日は、龍安寺の蹲踞を柄にした

伊勢型染め小紋と袋名古屋帯の

ご紹介です。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

昨日より開催の「伊勢型ものがたり」展

染処「古今」(ここん)さんの品物で

今日は、この一品をご紹介します。

 

 

「龍安寺の蹲踞」(りょうあんじのつくばい)と

名付けられた伊勢型染め、小紋。

 

龍安寺は、臨済宗妙心寺派の禅寺で

世界遺産となっていますし、

枯山水の石庭が世界的にも有名です。

 

 

その龍安寺の茶室「蔵六庵」(ぞうろくあん)

に入る前、手を清める「蹲踞」(つくばい)は

徳川光圀公の寄進とされています。

 

 

中心の「口」の字を共用し

「吾唯知足(ワレタダタルヲシル)」と読み、

禅の格言を謎解き風に図案化されています。

 

 

その「吾唯知足」を伊勢型で彫り

「透かしちりめん」の生地に

墨色で3度染めしてあります。

 

 

素晴らしく繊細で緻密、遠目で見ると

七宝柄に見える様に工夫されいて

風格さえ感じられます。

 

 

 

 

人間国宝、「中村勇二郎」先生が

彫った「間道に稲穂」と名付けられた

柄を博多織で表現した袋名古屋帯です。

 

 

この帯も「古今」さんの別誂えで

市場には一切出ていません。

 

 

先程の伊勢型染め小紋に合わせてみました。

 

 

着物も帯も細かい柄で落ち着いた

色彩ですが間道(縦の縞)と色合いが

ポイントとなってきりりと締りのある

取り合わせとなり、お茶席や食事会

旅行にお買い物と色々な場面に

お召しいただけます。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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