数十年前の、経年劣化したゾウリを履けるように甦らせます。
ご紹介 2019年7月19日
Vol.889
本日は、数十年前の、経年劣化した
ゾウリを履けるように甦らせます。です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
京都アニメーションでの
悲惨な事件でお亡くなりになられた方に
ご冥福をまた、負傷された方には
一日も早いご回復をお祈りいたします。
さて、タイトルの様に壊れたり
経年劣化で履けなくなった
ゾウリを甦らせて履けるように
しました。
これは、お客様が数十年前に
購入された東京浅草、
(株)金鷲(キンワシ)本舗のゾウリ。
東京浅草、(株)金鷲(キンワシ)本舗
と言えば超有名なゾウリメーカー。
ですが、台や花緒がビニールに
コーティングされた素材を使用
している為、経年劣化は仕方ない所。
そして、ゾウリの世界でも流行りが
あり、今の台は従来の先細りで無く
つま先も踵も同じ大きさの小判型。
花緒も細い物でなく、綿を入れて
太く柔らかくし、甲に当たる部分
(花緒の裏側)にスエード生地を
使い当たりを優しくしています。
職人さんが1足1足、丹精込めて
花緒をすげ替えます。
このお客様は、茶道で着物を
お召しになるだけですので
その様な時に履けるような
新しい花緒をご提案させて
いただきました。
組織(くみおり)と言う帯〆を
作る時に使う技法で少し金糸銀糸を
混ぜ込んだ花緒にしました。
この花緒ですと、フォーマル専用の
様に仰々しくなく、それでいて上品で
どちらにお出掛けされても、気後れ
される事無くお履きいただけます。
最後に、前の所が台と底が
離れて口が空いていましたので
それを修正して、超電水を吹きかけ
台をきれいにして出来上りです。
まるで新品の様になり
きっとお客様も喜んで
いただける事でしょう。
この様にこのゾウリもうダメかもとか
履けないから捨てようとする前に
一度ご相談いただければ
適切なアドバイスが出来ますので
有効利用が可能です。
ご相談は、無料ですので
お気軽にお尋ねくださいませ。
まずは、お電話を
0564-22-3259まで。
本日も、お読みいただきありがとうございます。