今の時期にお召しになるのはお単衣の着物に透ける羽織り物です。
ご紹介 2019年10月5日
Vol.965
本日は、今の時期にお召しになるのは
お単衣の着物に透ける羽織り物です。です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
残暑、厳しいですね。
朝晩は、涼しいので
気持ちよく過ごせますが
日中は、10月か？と思うほど。
日陰に入ると和らぎますが
日向は、結構な日差しです。
この週末も30度越えになる
予報が出ています。
そんな暑い日に着物は、
何をお召しになれば良いか？
通常は、10月1日よりお単衣から
袷の着物に衣更えします。
しかしこの暑さ尋常ではありません。
10年前、2009年10月5日の
最高気温は19.1度、
10月の最高気温は、3日の28.4度。
昨年2018年10月5日の
最高気温28.2度、
10月の最高気温は、7日の29.3度
10日までは軒並み25度以上です。
以上気象庁H.P.より
ちなみに2009年9月の最高気温は
8日の34.9度ですが下旬になると
30度を切る日が続きます。
10年前と比べて季節が
一月ほどずれ込むんで
10年前の9月の気温が
今では10月になっています。
ですので、10月になっても
気温的のには、お単衣を
お召しになっても差し支え
ありません。
返って、この残暑厳しいのに
無理して袷をお召しになれば
見ている方が暑く感じます。
ですが、それもお出掛けになる
お場所やお仲間にもよります。
そして、この時期に羽織る物、
コートや羽織も薄物が良いでしょう。
画像は、明日6日にお召しに
なる為に急遽お仕立てした
透ける道行コートです。
それもお母様がお召しに
なられていたコート地を
お仕立て直ししました。
この様に和装の世界では
10月1日より袷に衣更えが
当たり前でしたが、
気温的に無理があります。
その日のお天気次第で
お召し物を替えても
良いでしょう。
また、羽織る物は薄物を
そして先代の物でも
お仕立て替えをすれば
お召しになれます。
また、当店では
専属の仕立屋さんが居ますので、
お客様のご要望の日時に
合わせて仕上げる事が出来ます。
（最低、1週間程度は掛かります）
これは無理かな、
と思うような事でも
ご相談いただければ、
最善の方法を考えますので、
お気軽にお問い合わせ
くださいませ。
朝晩と日中の寒暖差があり
体調崩されませんように！
本日も、お読みいただき誠にありがとうございます。
