ご存じですか?成人式などでお振袖をお召しになった時の注意点。
ご紹介 2019年12月26日
Vol.1043
本日は、「ご存じですか?成人式などでお振袖を
お召しになった時の注意点。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
平成28年6月に公職選挙法の
施行で満18歳より選挙に
参加する事が出来る様になりました。
又、昨年6月に民法が改正され
2022年4月1日より18歳成人と
なります。
情報は、素早く若者にも平等に
伝わる世の中になりました。
そこで若者にも社会参画を
促す狙いがある様です。
で、この18歳成人のニュースは
呉服業界にとって非常に
インパクトがありました。
仮に成人式を18歳で行うと
入学試験、真っ最中で親御さん共々
成人式どころではありません。
式に参加しない新成人は
衣裳の準備もしません。
そうすると、女性の振袖の
需要が一気に下がります。
振袖の需要が減ると
振袖メーカーや振袖専門店などは
存続の危機となります。
染織が盛んな京都市では
いち早く20歳成人式を
打ち出しました。
そんな来年の成人式、
当店の地元岡崎市では
令和2年1月12日、日曜日に行われます。
岡崎市H.P.より
その時、初めてお振袖をお召しに
なる方が多いと思います。
ですが、振袖は普通の着物より
袖丈が長いので特に気を付ける
事があります。
まずは歩き方、歩幅を狭く
つま先は内側を向けて
背筋を伸ばしましょう。
草履は、かかとを草履から
離さず、すり足気味に。
車に乗る時は、お尻から座席に
腰かけてお袖を重ねて前で折り
膝に乗せて足を中に入れましょう。
椅子に腰かける時は、お袖を
重ね浅く座り、背もたれには
もたれません。
階段を上る時は、両袖を重ね
片手で持ち上げ、もう片方で
裾を引き上げる様にし、
袖や裾を床に擦らない様
気を付けます。
つり革につかまる等、
手を挙げる時は袖口を片方の手で
抑え腕を出さない様にしましょう。
またトイレでは、たもとの中央を帯〆に挟み、
裾をたくし上げます。
きもの、長襦袢、裾よけの順番にめくり上げ、
胸のあたりまで引き上げます。
クリップを持っていれば、
両袖をまとめて留めることも出来ます。
以上6点画像お借りしました。
色々、注意点がありますが
「習うより慣れろ」で
本番の成人式の前、
お正月にお召しになられたら
如何でしょうか。
そして、写真の前撮りなどを
すれば成人式当日は、余裕を
持って迎えられます。
ぜひぜひ、お試しくださいませ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。